
今もう一度自己分析をやるべき理由【21卒内定者の声あり】
コロナで就職活動も進まなくなっている今、みなさんいかがお過ごしですか。この期間をどう過ごすかで就職活動の結果は変わってきます。この空いた時間を使って周りの大学生と差をつけましょう!
株式会社Liberty
福岡×若手に特化したキャリア支援を行う。「自分らしく生きる人を増やす」をモットーに面談・就活イベント・就活情報を通して学生のキャリア形成をサポート。
この記事のポイント
- 自己分析の有用性を再確認できる!
- 実際に内定を獲得した21卒の自己分析のやり方を知れる!
目次
1.なぜもう一度自己分析をやるのか
自己分析は、自分の長所や短所、経験や知識、価値観などを言語化し、「自分の揺るぎない軸を探す」ために行います。それは決して就職活動で内定をもらうために行うものではなく、「自分らしく生きるため」に行うものと言えます。
考えは日々変わります。面接が本格的に解禁する前にもう一度自分の軸を確認しましょう。就職活動中は忙しくて自己分析に時間を取れないでしょうが、コロナで時間ができた今だからこそ、自分自身を見つめなおしてみましょう。
2.自己分析の必要性
就職活動において自己分析を行う理由は、自分の軸を見つけ、そこから「ぶれず」に就職活動をするためです。自己分析は以下のように就職活動の全てのプロセスにおいて有用です。
- 自己分析で会社選びに迷わない
- 自己分析で志望企業とのズレを知る
- 自己分析はES・面接対策になる
- 自己分析で就職活動に後悔しない
(1)自己分析で会社選びに迷わない
自己分析を行うことによって、自分の価値観を探し出すことができます。それは所謂「就活の軸」というものです。就活の軸が定まり、やりたいことが明確になると志望企業の候補が見えてきます。
そして志望企業が定まると、そこで自分の強みが生きるか(活躍できるか)考える必要があります。自分の強みが生きる企業でなければ残念ながら内定はもらえません。
面接前にもう一度自己分析をして、志望企業でどのように活躍できるのか正確に把握しましょう。
(2)自己分析で志望企業とのズレを知る
志望企業が求める人物像に自分がマッチしていれば内定をもらえます。逆にずれていれば残念ながら落ちます。自己分析をすることによって求める人物像とのズレをみつけましょう。
もう一度自己分析をすることによって自分を正確に把握し、志望企業とのズレがないか確認しましょう。
(3)自己分析はES・面接対策になる
面接官が知りたいのは経験や実績というよりも、これまでの経験や実績からわかる学生の「価値観」です。自己分析を通じて、これまでの経験や実績から自分の価値観を探してみましょう。
自分の価値観を知ることによって、より魅力的に自分の経験や実績を面接官に伝えることができます。
面接官が知りたいのは経験や実績というよりも、これまでの経験や実績からわかる学生の「価値観」です。自己分析を通じて、これまでの経験や実績から自分の価値観を探してみましょう。
自分の価値観を知ることによって、より魅力的に自分の経験や実績を面接官に伝えることができます。
(4)自己分析で就職活動を後悔しない
自己分析ができていると選考中、内定承諾後も後悔することがなくなります。選考中、日程かぶりが生じていくつかの企業を諦めることがあるかもしれません。
自己分析ができていると自分の軸に沿って判断ができます。また複数社の内定を獲得した場合も自分の価値観に従って内定承諾することができるでしょう。
3.自己分析のやり方
自己分析のやり方は代表的なものとして以下2点あげられます。
- 本などを使って一人で自己分析をする
- 人と話して自己分析をする
(1)本などを使って一人で自己分析をする
巷にはたくさんの自己分析の本があふれています。本を使って自己分析をするメリットはワークシートに書き込むだけで、一人で短時間で自己分析が進んでいくことです。しかし、一人で自己分析を進めることは客観的に評価できないというデメリットもあります。
オススメの本は次の章で紹介します。
(2)人と話して自己分析をする
本などを使って一人で自己分析をする方法以外に、人と話して自己分析をする方法もあります。人と話すことのメリットはフィードバックをもらえることです。
友人と話したり、就活支援団体などを利用して面談をすることによって、客観的に自分を知ることができます。デメリットとしては時間がかかるためいますぐ自己分析をしたい状況でできないことがあげられます。
私たちLibertyも「自分らしく生きる人を増やす」のビジョンのもと、大学生のキャリア支援をしている組織の一つです。無料で就活の先輩や経験豊富なキャリアアドバイザーと面談できるので、お気軽にお問い合わせください。
▼面談お申し込みこちら▼
https://www.liberty-inc.co.jp/blank-2
実際に既に内定を承諾しているLibertyのインターン生がどのように自己分析をしていたのか聞いてみたのでご紹介します。
・21卒 九州大学 男性 コンサル内定
「基本的には、小学校の頃から今までの成長曲線というものを描いて、曲線の凹凸が激しい部分の出来事を深堀りしていく中で自分がどういった点で成長が見られたか、逆にどういった点が不足して目標の達成ができなかったかとまとめていきました。
まとめたものの中から自分が特に自信を感じている順・不足していると感じている順に並べていって最終的に自分の強み弱みを定めました。
あとはESや面接の際に付随するエピソードとともに強み弱みを伝えるだけでした。」
・21卒 西南学院大学 男性 ITベンチャー内定
「僕は、自己分析は具体例→抽象化ということを意識して行っていました。まず過去の経験の中でのGood・Badを具体例として洗い出します。そしてそれを抽象化して自分の思考を認識するというやり方です。具体例だけ出すと、面接官は「うん、で?」となるので、抽象化するところまで必要です。
例えば、
「バスケットで県の代表に選ばれた」(具体例)
→なぜ嬉しかったのか?
「日ごろの努力が結果として素直に結びついたから」
→ということは、、、
「結果が素直に評価されるような会社にいきたい」(抽象化)
という流れです。
このように自分の過去を洗い出し、自分の思考を認識するということをを繰り返していました。」
これはあくまでも自己分析のやり方の一例です。このように人それぞれで自己分析のやり方は異なります。自分に合った自己分析の方法を見つけましょう。
4.自己分析にオススメの本
ここでは自己分析にオススメの本をいくつか紹介します。
(1)絶対内定(杉村太郎著、ダイヤモンド社)
『絶対内定』は、就活に特化した自己分析の本です。前半でなぜ自己分析が大切なのかを詳細に説明してあり、後半のワークシートに書き込むことによって自己分析を進めることができます。この本を1冊やりきるだけで自分についての理解がかなり深まるでしょう。就職活動を始めて最初に取り組むオススメの本です。
(2)メモの魔力(前田裕二著、幻冬舎)
メモのすごさについて書かれた『メモの魔力』にも、実は自己分析について詳細に書かれています。この本で著者は、自分を客観視して自分を理解する自己分析は「人生のコンパス」を手に入れることと書いています。巻末には自己分析の質問1,000問が付録されており、メモの魔力に書かれていることを生かして自己分析をすすめることができます。
(3)思考・論理・分析:「正しく考え、正しくわかること」の理論と実践(波頭亮著、産能大出版部)
自己分析がうまくできていない人だったり、面接で思っていることをうまく伝えられない人にオススメです。タイトルの通り、思考するとはなんなのか、論理とはなんなのかわかりやすく書いてます。また、人に「伝える」「伝わる」とはいったいどういうものかが体系的に記載されてるので、今の自分の状態に沿わせながら読むことができます。
5.まとめ
- コロナで時間ができた今だからこそ自己分析を!
- 自己分析は就職活動の全てのプロセスにおいて有用!
- 自己分析は一人で進めるor人と話して客観的に進める!
いかがでしたか?就職活動において重要なことは、自分の価値観に従って内定を獲得することです。時間ができた今こそ、もう一度しっかりと自分を見つめなおしてみましょう。
<参考文献>
- 『メモの魔力』前田裕二著、幻冬舎、2019
- 『絶対内定 2020』杉村太郎著、ダイヤモンド社、2020
- 思考・ 論理・分析:「正しく考え、正しくわかること」の理論と実践(波頭亮著、産能大出版部)
- https://www.onecareer.jp/articles/64
- https://en-courage.com/articles/1930
【著者プロフィール】
北九州市立大学 外国語学部 国際関係学科 4年
大野 悠也(おおの ゆうや)
趣味:卓球、サシ飲み、ドライブ
志望業界:IT全般、人材、Web広告
インターンシップ参加実績:佐々木総研、エン・ジャパン、パーソル、ネオキャリア、パソナ、リンクアンドモチベーション、デジタル・アイデンティティ、ソフトウエア情報開発、シティ・コム…etc