
【22卒】サマーインターンに落選し、落ち込んでいる人へ
Libertyでは、このメディアを通して、新卒採用に関する有益な情報を発信していきます!
就職活動が早期化している昨今、本選考を有利に進めるためにサマーインターンに参加し業界への理解を深める、ということが常識になっていますよね。
しかし、誰でも参加できるものではなく、熾烈な競争を勝ち抜く必要があり、当然インターンに参加できなかった人も出てきます・・・。そんなインターンに参加できなかった人にこの記事を読んでほしいです。
この記事のポイント
サマーインターンに行くことができなかった人がこれからやることが明確になる
1.そもそもサマーインターンがどのくらい重要か
こちらの記事にサマーインターンについて書かれているので、よかったらどうぞ!
①何のためにサマーインターンがあるのか
合同説明会やパンフレットを通してだけでは伝えきれない「企業の魅力や職場環境」や「生の仕事の魅力」を企業が学生に伝える機会になる。
②メリット
学生 | 企業 |
---|---|
・就活準備が早めにでき、強固な基盤ができる ・優秀な人達と出会うことができ、良い刺激を受ける ・早期選考のフローに乗ることが出来るかもしれない ・スキルアップにつながる |
・優秀な学生と早いうちにコンタクトをとることができる
・学生に企業の採用を広報できる |
サマーインターンは、早めの就職活動の具体的な行動の1つで、企業も絡んでいるので力を入れて取り組むべきものとはいえるでしょう。実際に参加するメリットは大きいです。
2.サマーインターンに行くことができないと選考にひびくのか
まず結論からいうと、サマーインターンに行くことができなかったとしても絶望することはありません。そもそも、企業にもよりますがサマーインターンは倍率が高い場合が多く、選考難易度は高いです。
さらに昨今は、就活スケジュールの変化が激しいことから、十分な選考対策が出来なかったり、希望業界が定まらなかったりと、対応が一筋縄ではいきません。会社で十分に活躍できるポテンシャルを秘めている学生がインターンの選考を突破できないことは大いにあり得ることなのです。
そして、当然ですがそもそもインターンと本選考では、選考フローが違います。企業にとって新卒の社員をとるという行為は「投資」という側面が強いです。
コストがかかるため、やはりインターンよりも本選考の方が慎重に選考が進んでいきます。インターンの短い選考フローで企業側が見抜くことができなかった優秀な学生も、準備次第では本選考で内定を獲得できるはずです。
だからこそ、インターンの選考落ち=就活失敗と捉えるのではなく、次のチャレンジに向けて反省し、改善していくことが重要です。選考に落ちたのには必ず理由があります。
3.落選の原因把握とこれからの対策
サマーインターンは、主にエントリーシートの提出、Webテスト、グループディスカッション、個人面接などのフローで進んでいきます。自分がどの部分で落選したのか把握して改善していくことで、今後の就職活動に活かしていきましょう!
①そもそも自分とマッチしていない企業を受けていた場合
これは本末転倒ですが、よくあることです。どれだけ対策を積んでも内定を取ることは難しいかもしれません。もし仮に内定を取ることができても、企業にも学生にもデメリットが多い可能性が高いです。今一度、自己分析と業界・企業研究を行いましょう。
②エントリーシートが通らない場合
エントリーシートが通らない原因は、多くの場合「客観的視点」を持つことができていないためです。自分と他人の常識は意外と違うので、自分では完璧な文章と思えても、他人には理解されないことは多々あります。これは、多くの人に添削をしてもらうことで解決が出来ます。ぜひ友人や先輩の協力をお願いしてみてください。
また、LibertyでもESの添削は行うことができますので、お気軽にご相談ください!
③Webテストが通らない場合
Webテストは事前学習を徹底するしかありません。本選考にも必ずと言ってよいほど課されているので、早めに対策をしておきましょう。
④グループディスカッションが通らない場合
グループディスカッションとは、1つのテーマに対して集団で討論し、集団での成果を出す活動のことです。
「グループとしてどのようなアウトプットが出せるか」これに尽きます。
普通に生活をしていてもグループディスカッションを行う機会はないため、苦手としている学生は多いです。しかし、テクニックとして知っておくと便利なものは多いです。
また、場数を増やし「慣れる」ことも重要ですので、積極的にグループディスカッションがあるイベントには参加することを心がけると、選考の対策になります。地方はイベント自体少ないので、機会は逃さないようにしましょう。
⑤面接で通らない場合
面接は対話です。
自分が書いたエントリーシートに沿って話をすることや、志望動機やガクチカなどを面接官が納得できる流れで話すことは当たり前ですが、ただ暗記した文章を話すのではコミュニケーションとして適切とはいえないですよね。
内容だけでなく、話し方や声のトーンにも気を配れる人が選考を突破します。
また、面接ではフィードバックが無いため、自分ではうまくいったと思ってもなぜか落選するということが多々あり、ドツボにはまりやすいです。
面接もエントリーシートと同様に、友人などと協力することで客観的なアドバイスをもらうことができます。もし面接で何が原因で落ちたのかわからなければ、外から積極的に意見をもらいましょう。
4.秋・冬に向けやっておくとよいこと
夏休み期間から秋・冬にかけてやっておくとよいことを紹介します。
①自己分析
自己分析に終わりはありません。特に、なんとなくサマーインターンに応募したという人は、ぜひこのタイミングで自己分析を行ってください。自分を知ることで自分が進む方向・やりたいことが分かり、過去の出来事やその時の思考プロセスが、選考時の志望動機になります。
②業界・企業分析
自己分析で自分のことが分かったら、次に自分とマッチした企業を見つけますよね?
夏休み期間中に、業界・企業研究で視野を広げて、自分と合う企業を見つけましょう。
③OB・OG訪問
OB・OG訪問は、基本的には志望業界・企業のことを深く知るために行いますが、「社会人慣れ」にもなるという意外な効果があります。
学生の皆さんが普段関わる人は、当然ですが学生です。しかし就職活動の選考では社会人の方が相手です。
そもそも、学生は「何かしらの価値を与えられる側」で、社会人は「世の中に価値を提供する側」と、背負っている責任の重さが違います。こういった違いを肌で感じて慣れておくと、面接の場での緊張は小さくなります。
私自身、マッチャーを使って複数の社会人の方と関わったことで、面接の練習になりました。
5.まとめ
サマーインターンに行くことができなかった人に向けてこの記事は書きました。
結論、サマーインターンに行くことができなかったからといって、落ち込む必要はありません。
この早い段階で反省と改善ができれば、大きなアドバンテージになるはずです。
(逆に、私は夏と秋両方でインターンに参加した企業の本選考に落ちています・・・。インターンの実績に甘えてはいけません。)
これからの準備次第でどうにでもなります。
夏休みも頑張っていきましょう!
【プロフィール】
株式会社Liberty
福岡×若手に特化したキャリア支援を行う。「自分らしく生きる人を増やす」をモットーに面談・就活イベント・就活情報を通して学生のキャリア形成をサポート。
参考元
- https://01intern.com/magazine/archives/24974
- https://iroots-search.jp/8663
- https://www.onecareer.jp/articles/2174
- https://shukatsu-mirai.com/archives/104442
【著者プロフィール】
九州大学大学院 工学府 物質プロセス工学専攻 修士2年
佐々木 慧(ささき けい)
趣味:ソフトテニス、筋トレ、YouTube、読書
志望業界:広告・IT
インターンシップ参加実績
住友化学、JXTGエネルギー、フロムスクラッチ