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就活経験者による業界紹介!【食品メーカー編】

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皆さんこんにちは!

2週連続での記事投稿です!Liberty学生インターンの南です!(詳しいプロフィールは記事の最後に記載しております)
さて、今回の記事は、筆者の内定業界にて就活を経験する中で勉強したことをシェアすることで、

「業界紹介」

を行いたいと思います。皆さんに就活生として得た知識や経験、感じ取ったことをこの記事を通して知ってもらい、少しでも興味を持っていただけたらと思います。

記念すべき第1回目は、「食品メーカー業界」について紹介していきたいと思います。

 

目次
1.食品メーカー業界の概要
2.職種について
3.業界の特徴と取り組んでいること
4.まとめ

 

 

1.食品メーカー業界の概要

「食品メーカー」とは簡単に言うと、皆さんが日頃口にするものである加工食品(菓子、乾燥めん、レトルト・冷凍食品、大豆製品、乳製品など)、清涼飲料水やアルコール類、また調味料や小麦粉などの食品原料などを製造し、小売店などを通じて消費者に販売している業界の事を指します。また、口にするという点からタバコを製造、販売している企業もこの業界に含まれる場合もあります。

 

現在、日本には約3万社の食品メーカーがあるとされています。2018~19年の食品業界の業界規模(主要対象企業127社の売上高の合計)は29兆4,169億円(14位/136業界)であり、過去10年間以上、毎年その総売上額を更新しています。単価が医薬品や工業品に比べるとはるかに安いことを考えると、かなりすごいことであると思います。

 

業界全体の平均年収は「620万円」(2019年)と他のメーカー業界と比較すると低くはありますが、「食」の需要が無くなることが無いため、将来的にも心配は少なく、安定して収入を得ることが出来ます。加えて、非常に手厚い福利厚生体制(家賃補助や育休制度など)を敷いている企業が多くあります。そのため、かなり安定した生活基盤を持つことが期待できます

 

代表的な企業例として、ビール大手4社(アサヒ、サントリー、サッポロ、キリン)、味の素、明治、日清食品、カゴメ、森永製菓、ミツカン、日清製粉、日本ハム、ハウス食品、JTなど数多くの企業を挙げることが出来ます。どの企業も一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?食品メーカーは知名度の高い企業が多くあります。

 

これは、皆さんがコンビニエンスストアやスーパーマーケットで各社商品を見るだけでなく、テレビCMなどのメディア、SNSを通じて広告を見ることで、それぞれの企業を身近に感じるようになっているということ、すなわち食品メーカー業界が非常に優れたマーケティング能力を持ち合わせているためです。

 

以上、安定した売上や年収、仕事のやりがい、知名度などの点から就活生の間で非常に高い人気を誇り、大手食品メーカーともなるとその競争倍率は数百倍にもなります。特に理系学生からの人気は高く、「理系学生が選ぶ「就職人気ランキング」100社」(東洋経済オンライン)においてはトップ10の中の5社が食品メーカー(明治、味の素、ロッテ、森永製菓、森永製菓)となっていました。一方で各社共に採用人数は少なく、就職活動時には学生にとってかなりの激戦となってしまいます。

 

 

2.職種について

食品メーカーでは非常に多くの職種があり、理系文系双方に活躍の場があります。主な職種は以下の通りになります。

 研究開発・生産技術・食品分析・安全性試験

 商品生産・品質管理

 商品開発(マーケティング)

 営業・販売促進(広告)

 経営企画

 経理

 人事・労務

 総務 etc…

 

各職種の細かい役割などは企業によって変わってきます。その為、興味のある企業における職種について調べてみることで、自分に合った企業・職種を見つけることが出来る可能性が大いにあります。多くの食品メーカーは採用活動に非常に力を入れており、そのホームページやパンフレットに細かな情報や各職種社員の体験談などが記載されていることが多いため、そこから情報を得ていくと良いでしょう。また、インターンシップでは各職種ごとに分かれ、その実務に近い形でワークを行うものが開催されることが多いため、積極的に参加していくことも業界・職種研究方法の一つであると思います。

 

私は研究開発職志望で就職活動を行っていたので、その中での体験をお伝えします。
研究開発職でのインターンシップ参加時や本選考時に会った学生はほぼ100%が理系学生でした。また90%以上は大学院生でした。それぞれの専攻はとても多様で、食品に全く関係のない専攻内容の人にも多く出会いました(実際に私も食品について勉強したこと無いです(笑))。

 

食品メーカーにおける研究開発職のメインテーマは「商品の具現化」であると強く感じました。商品開発(マーケティング)により理想として提案された新商品を栄養や味、食感、更には大量生産が可能かなどのあらゆる観点から検討を積み重ねることで製品の「現物」の作製を行うという業務内容となります。言ってしまえば、2D(書面上)から3D(モノ)に昇華させるということです。小さい頃からモノづくりが好きだった私はその部分に惹かれ、作ったモノが人の手に渡り、食べてもらうことで「美味しい、面白い、また食べたい」などといった感情を生みだせる商品を自分の手で作りたいという思いのもと、就職活動を行いました。

 

 

3.業界の特徴と取り組んでいること

食品メーカー業界全体の特徴としてまず挙げられることは、「不況に強い」ことです。衣食住は私たちの生活の基本であり、誰しもが食べずに生きていくというわけにはいきません。外食から内食へという需要の変化は当然あるものの、業界全体としては、不況でも安定した成長が期待できると言えるでしょう。

 

例えば、昨今の新型コロナウイルスによる影響により世間は不況のあおりを受けることとなり、一部の業界では壊滅的なダメージを受けることとなりました。実際に食品業界全体で見てみると飲食店業界などが大きなダメージを受け、業務用飲食品を扱う食品メーカーにもその影響が及んでいます。そんな中、自炊の需要増加に伴う調味料メーカーの売り上げ増、また冷凍食品や即席麺といった料理を普段行っていなかった人にとって優しい商品の売り上げの増加も起きており、需要の変化が生じたものの、食品メーカー全体に対するダメージは比較的小さくに抑えられているのではないかと思われます。

 

食品業界全体で取り組んでいることとして、「食品ロス問題」があります。
農林水産省によると食品ロスは「食べられるけど捨てられている食品」を意味しており、日本ではなんと643万t/年もの量が発生しているとされています。実際に世界中の飲食店やコンビニエンスストアでの食品の破棄は非常に深刻な問題となっており、肥料化や持ち帰りサービスの定着化などを行うなどの対策を国々で推進しています。食品メーカーとしてもこの問題に対して数々のアプローチを行っており、一例として食材の皮や芯まで全部食べれるという商品を開発・販売などを行っている企業もあります。その他「海洋プラスチック問題」など、世界的に注目される問題に対する独自の対策を行っていくこともその認知度を高めるための一手でもあるため、企業は研究に力を入れるのみならず、どんどんアピールを行うことをしています。これに対する皆さんなりの意見や新たなアイデアを就職活動時にアピールしていくのも採用担当者に非常に良い印象を与えると思いますので、調べて、考えてみると良いでしょう。

 

 

また、現在の日本国内の少子高齢化や単身世帯の増加、女性の社会進出、筋トレブーム・健康志向化に伴う食品ニーズの変化にも順次対応を行っています

 

近年では、上述のような理由から「量より質」にニーズがシフトしてきており、ちょっぴり高級感のある商品やSNS映えするような見た目にこだわった商品などが目立ってきています。その高級感をより出すために通販のみでしか購入できないような商品も展開されてきています。企業の商品紹介・通販サイトを覗いてみると、その企業がどういった需要にどのように応えようとしているのかを見て取れると思いますので是非とも確認しておきましょう。

 

また、女性向けにサイズを一回り小さくしたお菓子や加工食品、単身世帯向けにおひとり様用調味料や小分けの出来る冷凍食品などが市場に増えてきています。更に、完全栄養食・飲料など健康に良いとされる成分を多く含んだ商品を研究開発・展開している企業が増えてきています。メーカーは消費者が消費してこそ成り立つ業界であるので、その時々の需要や流行に柔軟に対応していくことが求められるというわけです。

 

 

加えて、近年では各食品メーカー共に、海外進出に力を入れている実情があります。
この背景には日本の人口減少に伴う食品消費量の減少や海外における日本食ブーム、海外在住日本人の増加に伴う日本食需要の増加などがあります。また、日本の食品衛生基準は他国と比較して非常に厳しく、その安全性が保障されていることから、海外での日本製加工食品の人気が高まってきていることも背景の一つです。こういったことから、海外出張や出向が常態化してきています。実際に、私も就職活動における面接時に「海外行っても大丈夫か?」ということを、選考に参加したほとんどの企業から問われました。

 

ただし、海外進出には「食文化」の違いという大きな難関があり、日本人好みの味が他国では全く通用しないということに繋がります。したがって、その国々での調査を必要とするためお金と時間を要することでもあります。それでも推進されているということは、ビジネスとしてかなりのポテンシャルを秘めているということですね。興味のある企業がどの程度海外進出に力を入れているのか、どのようにして進出を試みているのかを確認しておくと良いと思います。

 

 

最後に私自身がこの業界を中心に就職活動を行う中で感じた特徴についてです。
それは常に新しいことを求める風土が多くの企業で広く根付いているということです。確かに定番商品も数多くあり、それだけで成り立つことの出来る企業も多くあります。しかし、この業界ではそれに満足している企業は非常に少なく、次々と新商品を開発・発売しています。商品の売上次第で最短約2週間ほどで棚から消えることとなる非常にシビアな世界ではありますが、上述のような世の中の需要の変化に常に応じるために随時新しいものを世に出していくという使命感を持って働くことが大切になってくるのだと思います。そのため普段の生活の中でいかにしてヒント得て、新しく、世界を驚かせることの出来る商品を創ることが出来るかという競争がこの食品メーカー業界を支えていると言っても過言ではないと思います。私はここに魅力を感じ、日々の業務がより刺激的かつ楽しく行えるのではないかと思い、就職活動を行いました。

 

4.まとめ

いかかでしたでしょうか?皆さんにとっても非常に身近である「食品」を創り、人々に届けることが出来たら楽しいと思いませんでしたか?(笑)
最後にまとめて終わりたいと思います。

 

 食品メーカー業界とは、加工食品や清涼飲料水、アルコール類、調味料、小麦粉などの食品原料などを製造し、小売店などを通じて消費者に販売している業界の事

 市場は非常に大きく、総売上額は過去10年間以上、毎年更新されている

 安定した売上や年収、仕事のやりがい、知名度などの点から就活生の間で非常に高い人気を誇っている

 職種は多岐に渡り、理系文系双方に活躍の場がある

 衣食住の一部であるため、不況に強く、非常に安定した業界である

 「食品ロス」問題には世界中の食品業界が対策を講じている

 移りゆく需要の変化に柔軟に対応しなくてはならないため、開発スピードが求められる

 海外進出を試みている企業が多くある

 
大げさかもしれませんが、この記事を読んで頂いた方が未来の後輩となってくれることを楽しみしています!!世界中に食べる幸せを届けましょう!!
今後も内定を勝ち取ったLiberty学生インターンの内定業界についての学生側からの解説を掲載していきたいと思いますので、是非とも楽しみにして頂けると幸いです。

また、詳しい詳細など、個別の相談もLINEにて行っておりますので、お気軽にご利用ください。

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【参考元】
・https://shokuhin-shukatsu.com/
・https://en-courage.com/articles/1872
・https://gyokai-search.com/3-syokuhin.htm
・https://job.rikunabi.com/contents/industry/894/
・https://unistyleinc.com/techniques/982
・https://en-courage.com/articles/359
・https://shukatsu-mirai.com/archives/69072
・https://toyokeizai.net/articles/-/220226?page=3
・https://shukatsu-mirai.com/archives/104248
・https://rdsupport-haken.jp/column/000071.html

 

【著者プロフィール】
九州大学大学院 薬学府 創薬科学専攻 修士2年
南 圭 (みなみ けい)
趣味:硬式テニス、音楽ライブ・フェス参戦、バイク、ウクレレ・ベース演奏
内々定承諾先:日清食品ホールディングス(R&Dコース・研究開発職)
インターンシップ参加実績:KMバイオロジクス、久原グループ、小林製薬、新日本科学、日清食品ホールディングス、バイオ科学、久光製薬(五十音順)

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